01.お気に入り映像集

 

相当、笑いました。 激ウマだよね~。

(もちろん勉強にもなりました。)

 

 

 

 

  

  

  

  

  

  

 

上の映像と同じバンドだけど、特に面白かったので上げておきます。

凄いのは “ ヒゲのおじ様 ” の演技で、

只者ではないです ‼

それと、こういうノリはラテンの一面なんだろうけど、好きですねー。

音楽的には70年代後半か80年代の

ボズ・スキャッグス(AOR)とかユーミンの香りがするんだけど・・

やっぱ、いいですね~。

   

   

   

   

   

   

  

1965年、サウンド・オブ・ミュージックから。

二人が踊っているのは “ レントラー ” という踊りです。

歴史的には “ ワルツの姉妹 ” そう呼んでもいいダンス。

民族舞踊で18世紀末までドイツ南部、オーストリア、スイスといった

比較的標高の高いエリアで踊られていたようですが、その後も形を変えながら舞踏会を中心に踊られます。

01:06から3秒ほど室内で踊っている様子が映りますが、あちらで踊っているのも

レントラーですね。

監督(ロバート・ワイズ)はワルツではなく、わざわざこの古風な踊りを選んでいる。

無論ダンスの専門家のアドバイスが入っているのは間違いないですが、

ワルツだと洗練され過ぎていて(あるいはスピードが若干速過ぎ、そして

肝心のホールドが最初からタイト過ぎて二人の関係に合わず)

素朴さも残したこのダンスが選ばれたのではないでしょうか。

ヒロインは素朴さのあるジュリー・アンドリュースが抜擢されているわけだし。

そしてこのレントラー、

映画の結末を匂わせる(元は山岳地帯で踊られていたダンスというのがヒント)

そんなダンスだと言える気もしている。

で、この踊りですが、よく見ると

サルサっぽい動きが非常にあるんですね~ テンポはまるで違っていても。

というか、“これはもろにサルサではないか?!”

と感じる部分が山ほどあります。

バックトゥーバックからアンダーアームターン、クロスハンドのターンに

シャイン!、ウォークスルーに手を弾く動き、そしてハンマーロックまで。

サルサを真似たのではないか・・ みたいな。

いえ・・ もちろんそれは違います。

この映画が封切られた時点で、まだサルサダンスは形になっていませんでしたから。

つまり、逆ですね。

・・サルサは単独の力で生まれ、そしてここまで進化して来た訳ではなく、

数えきれない踊り手のインスピレーションと新しい実験もさることながら、

過去のダンスの資産からも

いろんな要素を引っ張って来て豊かな動きを組み上げて来た、そんなダンス。

もしかすると、このレントラーからも引っ張ってきているかもしれない。

その可能性は十分にある。

私自身は可能性としてかなり高いと思っている次第。

(この歴史的なアメリカ映画から直接採った部分もあるのではないか?

そんな想像さえしてしまう。 エビデンス〈証拠〉は無いけど。)

とにかく、サルサというダンスはいろんな要素のごった煮な訳ですけど、

『どんな要素でも簡単に組み込める』という強靭なフォーマットであるところが

もう奇跡的に凄い。 それはもう本当に。

 

※この辺は深入りすると大変な分量になってしまうので、機会があればまた

書いてみたいと思います。

 

というわけで、

リーダーはこのトラップ大佐のように女性に優しく(笑)

フォロワーはマリアのように可憐に、サルサを踊りましょうね。

 

 

 

  

うーん、いいねえ。 楽しいし。

こういうの見るとアメリカという国のダンス資産が物凄いというのがわかりますね。

どれも素晴らしいが、フレッド・アステアは別格だなあというのはありますね。

(シャーリー・テンプル〈子役〉も特別だなあという印象。)

  

  

  

  

 

上でシャーリー・テンプルについて触れたので、映画「小公女」の中から

印象的なシーンを一つ。

<原題は「The Little Princess」 (1939年公開)>

この頃というのは “ タップダンス ” がとりわけショービジネスの中で、

非常に重要なのがわかりますね。

“子役” がずっと活躍できるかどうかは、なかなか難しいケースが多いんだけど

この人の場合、凄い人生を送ったので

興味のある方は調べてみてください。